ベネッセは、育児・語学・シニア介護など幅広く事業展開しています。
しかし、出発点が出版社なので現在でも高校生以下を対象にした通信講座が主力サービスになっているようです。
進研ゼミ
小学生・中学生・高校生向けの通信講座です。郵便での郵送を利用した添削式の採点システムになっています。
最近のベネッセは『たまごくらぶ』『ひよこくらぶ』などのコマーシャルで乳幼児向けのイメージが強いですが、80~90年代には進研ゼミのテレビコマーシャルが全国放送されていました。赤ペン先生と聞くと懐かしさを感じる方もいらっしゃるのでは。
進研ゼミは70年代に進学競争が加熱し始め、高校講座がヒットしてしたのを皮切りに、中学向け、小学生向けと、受験年齢が下がるたびに通信講座の対象年齢の幅を広げてきたそうです。
こどもちゃれんじ
しまじろうで有名な未就学児対象のこどもちゃれんじは、当初、進研ゼミの「幼児講座」および「おやこ講座」として提供されていました。こどもちゃれんじは急速に成長していく幼児期のこどもに合わせた講座を提供するため、絵本テキスト・ワークブック・映像教材・玩具など幅広い教材を用いています。0歳児のこどもちゃれんじ「baby」、1歳児の「ぷち」、2歳児の「ぽけっと」、3歳児の「ほっぷ」、4歳児の「すてっぷ」、5歳児の「じゃんぷ」と毎年名前が違うところも面白いですね。
介護のスタイルケア
ベネッセといえば、未成年の学習用通信講座か若い母親世代向けのサービスが目立ちますが、高齢化社会を見越して老人ホームの介護事業に早くから取り組んできています。臨床歴三年以上の看護師を自社スタッフとして雇い、入居者全員を個室で看護しています。スタッフのスキル的には一般の老人病棟とほぼ変わらないはずです。
有料老人ホームなので、一般的な介護以外にも、買い物やお出かけの介助等プライベートにも別料金で対応してもらえます。
お客様サポートページ
[http://www.benesse.co.jp/member/]ベネッセの「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」などは共通のサポートページが開設されています。
契約内容や支払い方法など各種変更を行えるため、いつでも時間のあるときに問合せることが可能です。
ベネッセの通信教育は進学に合わせてプランを進めるユーザーも多いでしょうからサポート窓口が統合されているのは分かりやすくて便利なのではないでしょうか。
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