お布施の相場は?

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昨年末かなり高齢だった祖父が老衰で寿命を迎えまして、今年は初盆を兼ねて帰郷する予定になりました。お坊さんに渡すお布施について相場を調べてみたところ色々分かったことがありましたのでご説明します。

お布施の意味・書き方

お布施とは読経や戒名を頂いた謝礼として渡す金品をいいます。
読経料や戒名料という言葉は使いません。
お布施は、お布施用の封筒が市販されています。奉書紙といいます。
我が家は浄土真宗なのですが宗派専用の奉書紙はないとのことでした。
奉書紙の書き方ですが、市販の封筒には表に「御布施」と入っていますので、裏面に住所・氏名・金額を記入します。
金額は旧字体を用いるのがマナーとされています。

【旧字体】 壱・弐・参・四・伍・六・七・八・拾・佰・阡・萬・圓(円)




お布施の相場は?

相場は1万円から3万円と言われています。
なぜ幅があるかというと、住職の住まいと自宅までの距離の問題が大きいようです。
お布施には、読経に加えて、交通費も加算してお渡しするのが通例です。
私の実家の地域は大半が浄土真宗なのですが、隣家だけぽつんと真言宗でして、その家には遠方の住職さんが片道一時間以上かけてスクーターでやってくるわけです。真夏も真冬もです。

法要ごとの相場について

四十九日法要、百箇日、初盆、一周忌、三周忌、七回忌、十三回忌など節目となる法要の際は通常より多めにお布施する方が多いようです。
四十九日法要、百箇日、初盆、一周忌、三周忌、七回忌、十三回忌などの各法要ごとに決まった増額ルールはありません。
考え方としては、これら特別な法要の際は自宅に親戚縁者を招き食事を振る舞う方も多いでしょう。
そのため、親類が集まるまでお坊さんをお待たせすることもあるでしょうし、皆の前でお坊さんに含蓄のあるお説教の時間を少し設けてもらうこともあります。
また、お食事代も上乗せするのが通例とのことです。
そのため、四十九日法要、百箇日、初盆、一周忌、三周忌、七回忌、十三回忌などでは通常より1~2万円多めの3~5万円が相場のようです。




法要のデリバリーサービス

最近は法事・法要のため、お坊さんを派遣してくれるインターネットサービスが登場しています。
お布施の金額が、料金表にはっきりまとめっているため、お布施の相場を知るうえでも一度見てもよいのではないでしょうか。

お坊さんjp

法要・葬儀に各宗派のお坊さんや僧侶を全国手配するサイトです。
価格は概ね、法事が3万円から、葬式が6万円から、通夜葬式で10万円からとなっているようです。
お坊さんjp

お坊さん便

法事・法要定額3万5000円。戒名の授与が2万円となっています。
もちろん全国対応で、NHKでも紹介されたことがあります。
お坊さん便





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